皆さんこんにちは。
神奈川県横浜市を拠点に、戸建てからマンションまでのくさび足場工事をはじめ、工場・倉庫向けの遮熱シート施工も手掛けている株式会社勇栄です。
工場や倉庫の暑さ対策を検討する際に、「遮熱シートを導入して本当に室温が下がるのだろうか」「断熱材とどちらを選ぶべきなのか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。
遮熱シートは太陽からの輻射熱を効果的に反射して温度上昇を防ぐアイテムですが、弱点を理解して正しく施工しなければ、期待した効果が発揮されないこともあります。
この記事では、暑さ対策やコスト削減を検討している方に向けて、遮熱シートの特徴や断熱シートとの違い、導入するメリットや実際の施工事例などについて解説します。
作業環境を改善して従業員の熱中症リスクを減らしたい方や、空調などの電気代を大幅に削減したい企業の担当者はもちろん、初めて導入を検討する方にもわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
■遮熱シートの特徴と種類

建物の屋根や窓に設置して温度上昇を防ぐ対策として、さまざまなシートが注目されています。ここでは、製品が持つ独自の機能や流通しているタイプについて詳しく見ていきます。
・断熱シートとの違い
室内の温度上昇を防ぐ目的で比較されるのが、断熱材を用いたシートと遮熱シートです。断熱シートは空気の層で熱の伝わりを遅くする素材で、羽毛布団のように直接伝わる熱を和らげて冬場の保温に効果を発揮します。
一方、遮熱シートは太陽からの赤外線による輻射熱を鏡のように反射して遮断します。電気ストーブの熱が離れていても暖かく感じるのが輻射熱ですが、遮熱シートはこの熱を約97パーセントもカットし、熱の侵入を防ぎます。
・アルミ素材による高い反射性能
遮熱シートの大きな特徴は、表面に加工されたアルミ箔にあります。アルミは純度が高いほど熱を反射する性能が向上する特長を持っています。
たとえば、純度99パーセント以上の高性能な製品であれば、わずか数ミリの薄さであっても、厚さ70ミリのグラスウール(ガラス繊維の断熱材)に匹敵する効果を発揮します。薄いため建物の構造に負担をかけずに設置できるメリットがあります。
また、アルミホイルのように熱を閉じ込める機能もあるため、夏場だけでなく冬の冷暖房の効率アップにも貢献し、一年を通して快適な部屋や作業空間を保てます。
・市販品と業務用の種類
設置場所や課題に応じて多くの種類が存在します。ホームセンターなどで購入できる市販品は、窓ガラスに水で貼る遮光フィルムやカーテンとして加工された製品が人気で、日差しを軽減しUVカット効果を持つものが多いです。
一方、工場や倉庫の屋根向けである業務用製品は、高い反射性能や防水性、耐久性を備えています。高温となる機械設備に対応した素材や、結露防止として透湿機能を持つものなど、企業の用途に合わせた対応が可能です。建物の規模に合った製品の選び方をチェックすることが省エネへの第一歩です。
■効果がないと言われる理由と弱点

遮熱シートは優れた性能を持ちますが、導入したのに十分な効果が得られないケースもあります。ここでは、失敗を防ぐために知っておくべき弱点とその対策を解説します。
・伝導熱や対流熱に弱い
アルミを用いた遮熱シートは、太陽光などの電磁波による「輻射熱」を約97パーセントカットする一方で、「伝導熱」と「対流熱」を防げないという弱点があります。伝導熱とは、湯たんぽのように直接触れることで伝わる熱のことです。
また、対流熱とは、エアコンの風やドライヤーの温風のように空気を介して伝わる熱を指します。
たとえば、シート自体が熱を持った金属や屋根材などに直接密着していると、熱がそのまま伝わってしまい、室内の温度が上昇してしまいます。この弱点をカバーするためには、熱の伝わりを遅くする働きを持つ断熱材と併用して全ての熱を止める対策が有効です。
・施工方法による失敗
正しい手順で施工しないと、本来の効果がほとんど発揮されないことも大きな注意点です。とくに工場や倉庫などの大規模な建物の場合、隙間ができたり、熱源との間に適切な空気の層を設けずに貼り付けたりすると性能が落ちてしまいます。
また、建物の環境や種類によっては、結露が発生しやすくなる点にも配慮が必要です。工場などの天井や屋根への設置は高所での作業となるため、足場をしっかりと組み、熱のこもりやすい構造に合わせてムラなく丁寧に貼り込む技術が求められます。
そのため、徹底的な管理のもとで正しく施工を行える専門業者に依頼することが重要です。自社で足場を用意できる業者であれば、安全を確保しつつ設置コストの大幅な削減も期待できます。
■導入で得られるメリット

工場や倉庫に遮熱シートを設置することで、企業はどのような恩恵を受けられるのでしょうか。ここでは、実際の効果データに基づき、具体的なメリットを3つに分けて解説します。
・室内温度の大幅な低下
純度99パーセントのアルミ素材で作られた遮熱シートを屋根や天井に設置することで、真夏の強烈な日差しによる太陽からの熱(輻射熱)を約97パーセントも反射してカットします。

実際の現場での測定データによると、施工前は室内の温度が約48度にも達する過酷な状況だったものが、施工後には約28度まで下がり、マイナス20度もの劇的な温度低下を実現したケースもあります。
・電気代や光熱費の削減
室内への熱の侵入を防ぐだけでなく、冬場は室内の暖房の熱を外に逃がさない保温機能も発揮します。 これによりエアコンなど冷暖房設備の効率が大幅に向上し、消費エネルギーを抑えられます。
ある工場での実績では、施工前に比べて月間の電気代が約30万円安くなり、年間で約360万円もの大きなコスト削減につながりました。
・作業環境と生産性向上
倉庫や工場内が快適な温度に保たれることで、働く社員の熱中症リスクが下がり、暑さによる体力の消耗や集中力の低下を防ぐことができます。
疲労が軽減されることで、結果として作業効率や生産性が大きくアップするメリットがあります。また、空間の温度が安定するため、熱に弱い在庫商品や原材料の劣化防止にも役立ちます。
■工場での事例

実際の工場での施工事例をご紹介します。この現場では、建物の構造上どうしても熱がこもりやすいという課題がありました。そのため、天井面へ遮熱シートを設置し、直接差し込む熱の侵入を軽減する対策を行いました。

設備が入り組む高所での作業となりましたが、フルハーネスなどの安全器具を着用し、足場をしっかりと組み立てて安全第一で施工を実施しています。

隙間から熱が漏れないよう、ムラなく丁寧にシートを貼り込むことで、施工前は43.2度だった熱源付近の温度が、施工後のシート裏面では28.6度まで下がり、約14.6度もの温度低下を測定器で確認しています。
このように、現場の形状に合わせた確実な施工を行うことで、従業員の体感温度の低下や空調負担の軽減、さらには作業効率の向上という期待通りの効果を引き出しています。
■まとめ

遮熱シートは、室内の温度上昇の主な原因となる輻射熱を効果的に反射し、建物内の暑さや寒さ対策として非常に優秀なアイテムです。市販品から業務用まで幅広い種類があり、用途に合わせて選ぶことが重要です。一方で、伝導熱や対流熱には弱いという弱点もあるため、断熱材との併用や、空気の層を設けるなどの正しい施工方法が欠かせません。
建物の構造に合わせた適切な設置を行うことで、劇的な温度低下や大幅な電気代の削減、さらに従業員の作業環境の改善といった多くのメリットを得ることができます。本格的な暑さ対策やコスト削減を検討している場合は、専門的な知識と確かな技術を持つ業者へ相談し、効果を最大化できる施工を目指しましょう。
■工場・倉庫の暑さ対策や足場工事をご検討中なら「株式会社勇栄」にご相談ください!

株式会社勇栄は、神奈川県横浜市を拠点に関東エリア(神奈川・東京・千葉・埼玉)で地域に根ざした足場工事を手掛けている会社です。中低層の工場や倉庫、店舗、住宅など、さまざまな現場環境や複雑な建物の形状にも柔軟に対応し、作業しやすさと安全性を両立した施工をご提供しています。
当社の最大の強みは、自社で足場資材を保有していることによる圧倒的なスピード対応とコスト削減力です。工場や倉庫の天井・屋根への「遮熱シート(サーモバリア)」施工においては、本業である足場工事と一括でご依頼いただけるため、他社を挟む中間マージンが発生せず、トータルコストの大幅なカットを実現します。さらに、品質管理の国際規格である「ISO9001」を取得しており、徹底した管理体制のもとでプロフェッショナルな施工プランをご提案いたします。
また、現場での挨拶や近隣への配慮などマナーの遵守、毎日の清掃を徹底し、クレームゼロを目指す誠実な施工を心がけております。お客様や協力業者様はもちろん、近隣の皆様にも「頼んでよかった」と感じていただける安心の環境づくりをお約束します。
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